楽しい食卓って何だろう

選べる美味しさと 確かな安心

生餃子

 神戸フードラボは2013年より餃子の研究に着手しました。
 翌年には神戸フードラボ=「神戸の食品研究所」を設立し、美味しく、安心で、楽しい餃子を研究しています。
 いろいろな方に好きな餃子を聞いてみると、それぞれ違ったお店や餃子の話を楽しく話してくれます。まだ餃子が嫌いって方にあったことがありません。餃子って愛されているんだなって思います。
 子どもの頃、日曜日のお昼から餃子を包んだ思い出があります。100個ぐらい包んでいくと買ってきた皮はパリパリ、餡は変色して包むのしんどくなった経験ないですか~! 結構手間で時間がかかるので晩御飯は餃子だけ~となりますが、家庭の餃子の味は味の記憶として忘れられない味覚でした。
 そう思うと餃子って家庭で作るには不向きなメニューですが、これほど夕食が盛り上がる餃子はすごいなと思います。
 そこで家庭で美味しく食べられる餃子ができないか研究に没頭しました。


 神戸フードラボでは常に5種類の餃子からお好みをお選びいただけます。
 特選ぎょうざ・にんにくぎょうざ・しそぎょうざ・チーズぎょうざ・季節の餃子(3カ月ごとに変わります)
 家族の笑顔を想像して好みの餃子を選べたら楽しいだろうなと思って作り始めました。
 実際には5種類作り分けて在庫を維持しながら即日発送に対応するのはとっても難しいことでした。時には在庫がひとけたになり冷やっとすることもありますが、私たちもお客様の喜ぶ笑顔を想像し、”楽しい”餃子を作っていきます。


 餃子を研究している間はいろいろなお店で餃子を食べたり、餃子を買って帰って食べました。商品としての餃子には一括表示に原材料が記載されています。
 よくあるというか、ほとんどの餃子商品には粒状大豆たん白が使われています。家庭で作る餃子には使わない材料ですよね! 実はこの粒状大豆たんぱくはサラダ油を搾った残りの大豆かす、味もうまみもありません。たんぱく質なので肉の食感は演出できますが、味がないので必要以上の調味料や添加物を使って餃子の味を作っています。とっても残念!ただ価格を安くするためだけに使用されます。
 よくよく調査してみると市販の冷凍餃子、チルド餃子のほとんどが粒状大豆たんぱくを使用し、化学調味料を使用していました。 最近焼き鳥でも炭火で焼いていないのに炭火で焼いた味のする商品がありますが、餃子も化学調味料を使えばどんな材料でも餃子の味を付けることが出来ます。慣れれば麻痺するので美味しく感じていきます。でもそれって本来の味覚が失われるってことです。
 私たちは美味しいものを美味しく感じられる安心を求め餃子を作っています。
 「神戸餃子セレクション」は化学調味料を使わず厳選した国産野菜とうま味たっぷりの神戸ポークを使い自然な風味の感じられる餃子を作っています。化学調味料無添加の餃子はあまり種類がないのが現状ですが、家庭で作る餃子の味を安心して食べていただけるように商品化してお届けします。


                                  神戸フードラボ  

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